日本のファッションジャーナリストの先駆けで、テレビなどで初めて海外のモード情報を広めたファッション評論家の大内順子(おおうち・じゅんこ、本名宮内順子=みやうち・じゅんこ)さんが10月30日、胆管がんのため川崎市の自宅で亡くなった。80歳だった。葬儀は近親者のみで行われた。

 中国・上海生まれ。青山学院大在学中からモデルとして活躍。その後、ファッション評論家に転じた。

 欧米のファッション産業が急成長を始めた1970年代半ば、欧州の有名ブランドを取材し、雑誌などで紹介。その後はパリやミラノなどの海外コレクションを精力的に取材した。ユベール・ド・ジバンシィやカール・ラガーフェルドら有名デザイナーとの交流も深く、日本のトップジャーナリストとして海外でも知られた。