村上潤治、木原貴之
2014年1月21日10時14分
全国最大規模といわれる出会い系サイト運営会社140社のグループが国税当局の一斉調査を受け、2012年までの6年間で約11億円の所得隠しを指摘されたことがわかった。140社はいずれも、東京・神田の塗料会社の社長(65)が実質的に経営。その活動拠点に弁護士事務所を開業させるなどして、「隠れみの」にしていたという。
東京、仙台、関東信越、名古屋、高松、広島、福岡の各国税局の税務調査を受けたのは、ラポーアンジェリック(東京都千代田区)▽クイックフロー(さいたま市南区)▽リンクシステムズ(浜松市中区)▽ベイライフ(岡山県津山市)など140社。うち約40社が所得隠しを指摘されたとみられる。
関係者によると、塗料会社社長は07年ごろから、息子ら数人と出会い系サイト運営会社を次々と立ち上げた。一時は100人を超える男性アルバイトが女性を装って利用者を募り、料金を振り込ませるなどして30億円超を売り上げていたという。「異性と会えない」などの苦情が相次ぐと、1~2年でサイトを閉鎖。会社の所在地を全国各地に移転させては、新たな会社を都内に設立した。
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朝日新聞社会部
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