増田勇介
2014年11月7日06時59分
愛知県長久手市は6日、認知症で徘徊(はいかい)する高齢者を捜す訓練をした。同市は、徘徊などで行方がわからない住民の情報をメールで一斉に送る取り組みを始めており、今回も登録した市民や事業者ら約6千の宛先に送信。68歳の吉田一平市長も徘徊者として歩いたが、気づく人は少なかった。
午前10時、行方不明者4人の特徴を記した一斉メールが送られ、徘徊者役の4人が別々に市内各地区を2時間ほど歩いた。市長の「特徴」は、帽子にオレンジ色のジャンパーだった。
スーパーで、中からは開かない入り口専用の自動ドアから何度も出ようとするが、客も店員も気づかない。小学校に入り体育館をのぞき込んでも、児童がチラッと見るだけだった。
喫茶店から経営者の丹羽ゆみ子さん(61)が出て声をかけた。「メール通りの服装だった。近くに病院があるので普段から気にしています」という。車をとめ声をかけたのは会社員の牧優樹さん(26)。「違う人だったらと不安で何度もメールを読み返しました」。市と見守り協定を結ぶ愛知中部水道企業団と取引があり、訓練を知っていた。
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朝日新聞社会部
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