新作映画「インターステラー」がスゴすぎて全米のSFファンが大興奮

2014年11月06日 11時51分

2014年11月06日 11時51分

映画「インターステラー」公式サイト
映画「インターステラー」公式サイト

 11月22日(土)に日本公開が迫るSF超大作映画「インターステラー」。全米では11/5(現地時間)にIMAXシアターなどの限られた240館で先行上映され、平日にも拘わらずたった1日で1億7千万円以上の興行成績を記録!

昨年の「ゼロ・グラビティ」以来の壮大なスペース・オデッセイということで、SFファンが大絶賛の盛り上がりを見せています。

伝えたのは「娘への永遠の愛」と「父親としての覚悟」

舞台は、食糧危機や環境汚染で荒廃した近未来の地球。人類滅亡に向けてのカウントダウンが始まる中、元エンジニアの男に人類を救う最後のチャンスが託されます。

ワーナー エンターテイメント ジャパン/YouTube

それは、前人未到の惑星に向かうという壮大なミッション。男は「娘を残して行くことは出来ない」という葛藤に苦しみながらも、使命を果たすため「必ず戻って来る」という言葉を残し、宇宙へと旅立つことに。

原案は宇宙の解説書。最新のブラックホールが見られる?

原案は、キップ・ソーンの『ブラックホールと時空の歪み アインシュタインのとんでもない遺産』という、重力理論、ブラックホール、宇宙論の歴史と理論の解説書。

著者のキップはコンサルタントとプロデューサーとして本作に参加していて、劇中に最新の理論に基づいたブラックホールが登場するそうです。

2年連続の主演男優賞受賞が期待されるマコノヒー

 主演は、「ダラス・バイヤーズ・クラブ」で今年のアカデミー賞主演男優賞に輝いたマシュー・マコノヒー。本作で見せた人間味溢れる熱演で、トム・ハンクスに次ぐ2年連続受賞が期待されています。

ワーナー エンターテイメント ジャパン/YouTube

また、「レ・ミゼラブル」で助演女優賞を受賞したアン・ハサウェイ、「ゼロ・ダーク・サーティ」で主演女優賞にノミネートされたジェシカ・チャステイン、ベン・アフレックの弟ケイシー・アフレックなど、錚々たるメンバーが競演していることでも注目されています。

監督は「ダークナイト」シリーズのクリストファー・ノーラン

監督は「ダークナイト」シリーズや「インセプション」など多くのSF大作を手がけてきたクリストファー・ノーラン。44歳にしてSF界の巨匠と呼ばれるヒットメーカーです。

脚本は、弟のジョナサン・ノーランと共同執筆していて、クリストファーの妻エマ・トーマスもプロデューサーとして参加しています。

試写会の具体的な感想の投稿は禁止!?

試写会の感想を読んでから観に行くか決める人も多いと思いますが、本作は「試写の感想をある日時までは発表しない」という同意書にサインを求められるという厳戒態勢…というウワサ。

そのため、現時点では、ツイッターなどで国内の具体的なレビューを見つけることが出来ません。

監督のクリストファーは超秘密主義として有名で、公開前はストーリーがざっくりとしか明かされていないので、その影響かもしれませんね。

公開直後の全米では絶賛の嵐!

昨日公開されたばかりの全米では、待ちに待った超大作への賞賛の声が続々と投稿されています。

 「インターステラーについて考えることがやめられないよ。この映画は、僕が相対性理論の意味を恐れていることを気付かせてくれた。あはは。あー!」

「インターステラーの議論が数多く交わされているね。ロボット、誠実対ユーモア、私たちはどうやって自分自身に影響を与えるのか、裏切り、探求について」

「ゼロ・グラビティが大好きだったけど、あれが私たちの裏庭の話だったとすると、インターステラーは世界旅行の話。全く違う領域だよ」

アメリカの映画情報サイト「IMDb」では10点満点中9.3点、「Rotten Tomatoes」は100%中74%という、なかなかの高得点がつけられています。

公式サイトでゲームやパッチ作りが楽しめる

本作の魅力がギュッと詰まった予告編はこちら。地球上でのエモーショナルな家族の物語と、圧倒的な映像世界が広がる宇宙のシーンをご覧ください。

YouTube Preview Image

「インターステラー」公式サイトには、ソーラーシステムを作るゲームや自分のミッションパッチを作るツールなど、コンテンツが満載。11月22日(土)の公開をお楽しみに!

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