親の介護は、「胃袋と心」を掴もう
言い訳を止め、後悔の無い介護を
【読者からの子育て相談】
【パンプキンからのコメント】
妻の両親の介護を、夫が積極的に手伝うケースも
本当にお困りですね。できるだけご自宅でお過ごしになりたいお父様のお気持ちもよく理解できます。この問題こそお父様を支える家族の事情もさまざまで、これが一番という解決策を近藤さまに提示できるかどうか心配ですが、私の経験から出来る限りの答えをさせていただきます。
まず、次のような人たちのことが、私の脳裏をかすめました。私の周囲も、実家と婚家(嫁ぎ先)の両親の世話で大変な人がいっぱいいます。近所の杉山さん(仮名)は、遠方の実家に住むやはり施設に入るのを拒む母親に、施設に入るか一人娘である杉山さんの近所のアパートに移るかの選択だけ迫りました。
いずれも拒んでいた実家の母上でしたが、最終的に娘の近所への引っ越しに同意しました。引っ越しにかかる費用や協力は杉山さんの夫君が大活躍しました。杉山さんは1日に何度も往復して、義父母と実家のお母様の世話をしています。実母の話し相手をする時間が増えて、杉山さん自身、精神的にとても楽になったと喜んでいます。
次は武田さん(仮名)。寝たきり生活が長い姑さんが2階におられるビルの3階に、やはり階段の上がり降りができない実家のお母様を、クレーンで釣り上げて外窓から入ってもらったそうです。武田さんの夫君のアイディアだったそうで、姑さんは上の階に、嫁の実母がいることすら知りません。
武田夫人は夫君への感謝が増し、姑さんの世話も以前よりずっと、心からできるようになったといいます。以上は経済的にもある程度恵まれた人たちの選択でしたが、私の友人の早希さん(仮名)の場合は少し違います。