秘密保護法反対をヒョウ明、大阪　市民らがデモ

　１２月に施行される特定秘密保護法の廃止を求める集会が６日夜、大阪市で開かれ、市民らが反対表明の「ひょう」になぞらえ「ヒョウ柄」のスカーフなどを身に着けて参加した。集まった約３００人はシュプレヒコールを上げてデモ行進した。

　３月に法施行差し止めを求める訴訟を東京地裁に起こした原告の一人で、フリージャーナリストの吉竹幸則さんは「知る権利は根こそぎ持って行かれる。戦前のように、国民が知らないまま戦争に突っ走る恐れもある」と強調。

　デモ行進した坂元千賀子さんも「法施行で原発は秘密だらけになり、事故があったことも隠されるような時代が来るのでは」と不安を口にした。