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オスプレイ 反対住民ら抗議活動

2014 年 11 月 05 日 21:04


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 6日から、宮城など東北4県で大規模な災害対応訓練が行われ、アメリカ軍の輸送機「オスプレイ」も参加します。
 これに対し、オスプレイが飛来する仙台市の霞目駐屯地周辺の住民らが、安全性に懸念があるとして、抗議しました。
 若林区の霞目駐屯地近くの公園で開かれた反対集会には、周辺の住民ら約100人が参加しました。
 参加者は「オスプレイは訓練に必要ない」などと声をあげながら、駐屯地の周りをデモ行進しました。
 自衛隊やアメリカ軍などが参加して行われる訓練「みちのくALERT」は、巨大地震の発生を想定し、6日から4日間行われるもので、オスプレイ2機が、霞目駐屯地を拠点に、訓練に参加します。
 オスプレイは、ヘリコプターのような「垂直飛行」と、固定翼機のような「高速飛行」を行える長所がありますが、これまでに何度も墜落事故を起こし、多くの死傷者を出しています。
 オスプレイは、7日午前に、霞目駐屯地に飛来する予定です。
 一方、奥山仙台市長も、オスプレイが仙台上空を飛行することについて、安全に十分配慮してほしいとの考えを示しました。
 奥山仙台市長は定例会見で、市民の皆様の不安がある。一層の慎重な配慮をもって、その訓練にあたってほしい」と話しました。
 また奥山市長は、自衛隊から「オスプレイは住宅密集地を避けて飛行させる」と報告されていることも明らかにしました。

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