小倉百人一首かるた:和服姿で285選手熱戦 秋田・角館

毎日新聞 2014年11月03日 15時33分(最終更新 11月03日 15時39分)

小倉百人一首かるた競技全国大会で激戦を繰り広げる出場者たち=秋田県鹿角市の市記念スポーツセンターで2014年11月1日、田村彦志撮影
小倉百人一首かるた競技全国大会で激戦を繰り広げる出場者たち=秋田県鹿角市の市記念スポーツセンターで2014年11月1日、田村彦志撮影

 「小倉百人一首かるた競技全国大会」が1日、秋田県鹿角市記念スポーツセンターで開幕した。昨年の覇者で5年連続トップの福井県など41チームの285選手が出場し、初日から熱戦を繰り広げた。

 「畳の上の格闘技」の異名を取る競技かるたの大会。出場者は全員が和服姿で、場内には張り詰めた空気が漂う。新たな札が読まれる度に「バタ、バタ」と打撃音が響き、出場者らは一喜一憂した。

 同県チーム8選手のうち6人は鹿角市にゆかりがある。監督兼主将の倍賞弘平さん(五段)は「地元開催に感謝し、入賞を目指して頑張る」と意気込んだ。

 大会は国民文化祭の一環。初日は予選リーグを経て決勝トーナメントに入り、2日に1〜3位が決まる。【田村彦志】

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