妖怪メダル:複製し販売…著作権法違反容疑で会社員を逮捕
毎日新聞 2014年11月05日 21時04分(最終更新 11月05日 21時45分)
人気ゲーム「妖怪ウォッチ」の関連グッズ「妖怪メダル」を複製してネットオークションで販売したとして、群馬県警は5日、和歌山県白浜町、会社員、小山亮介容疑者(27)を著作権法違反(複製物の販売)の疑いで逮捕した。「自分の子供に遊ばせる目的で複製した。売れるので販売を始めた」と供述しているという。県警によると、妖怪ウォッチに関して同法違反容疑での摘発は全国初。
逮捕容疑は、6月19日〜8月25日、ヤフーオークションで5人に複製メダル計9枚を販売したとしている。県警によると、小山容疑者はゲームのキャラクター3種類を模造品として出品し、1枚1000〜8000円で落札されていた。
妖怪ウォッチは、レベルファイブ(福岡市)が開発したゲームソフト。妖怪メダルは、ゲームや専用の電子玩具に読み込ませて遊べる。複製された3種類は抽選に当たらないと入手できない希少品。ネットオークションでは数万円で取引される例もある。【尾崎修二】