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 2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる国立競技場(東京都新宿区)の建て直しに伴い、メーンスタンドの柱にあった二つの壁画のうち、向かって左側の「野見宿禰(のみのすくね)像」の一部が5日、取り外された。

 壁画は国内のフレスコ画の先駆者である故・長谷川路可の作品で、1964年の東京五輪前に競技場に設置された。相撲の元祖とされる野見宿禰は「力の象徴」として、「美の象徴」である「ギリシャの女神像」とともに旭硝子から寄贈され、多くのスポーツ名場面を見守ってきた。

 この日は8分割された壁画の右下部分が外された。競技場を運営する日本スポーツ振興センターによると、作品は保存され、新競技場で展示する予定。