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 九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働に同意するか否かを審議する鹿児島県議会(定数51)の臨時議会が5日、開会した。最終日の7日、再稼働の推進を求める陳情を賛成多数で採択する見込み。これを受け、伊藤祐一郎知事も自らの判断を示す見通しだ。

 原発が立地する薩摩川内市の市議会と岩切秀雄市長はすでに同意の意向を示している。この日はまず、臨時会の日程調整で不公平な議会運営があったとして、議長ら5人に対する不信任決議案が出されたが、賛成少数で否決された。続いて、伊藤知事が臨時議会招集の理由を説明。「薩摩川内市議会で再稼働を求める陳情が採択され、市長も政府方針を理解すると意向を表明された。私が判断するにあたり、重要な要素となる県議会の意見をとりまとめていただきたい」と述べた。

 5日午後は知事の説明に対し、各会派の議員が質疑。6日は原子力安全対策等特別委員会で、再稼働の賛成、反対双方の立場から出されている請願や陳情を審査、採決する。7日の本会議でも請願、陳情を採決する。