ブラザー工業が4日発表した2014年9月中間決算は、売上高が前年同期比12・6%増の3246億円、営業利益は同54・7%増の299億円、純利益は同約5・8倍の371億円だった。いずれも中間決算では過去最高。円安の追い風に加え、中国でスマートフォンのボディーを作る工作機械などの販売が好調だった。

 15年3月期の業績予想も上方修正した。売上高の見込みを今年8月時点の6800億円から7千億円に、営業利益を500億円から530億円に、純利益も490億円から510億円に、それぞれ引き上げた。上方修正は8月に続いて今年度で2度目。売上高と純利益は過去最高になる見通しだ。

 最近の急速な円安について、小池利和社長は記者会会見で「できれば円安のままいってくれると助かる」と話した。