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●被害額 3億円超える (11/04 18:58)
 過去最悪になっている県内の特殊詐欺の被害額が3億円を超えた。警察が注意を呼びかけているが、被害にあわないためには私たち1人ひとりの心構えが大切。
 先月27日、おいらせ町に住む20歳代の女性の携帯電話に使った覚えのないサイトの利用料を請求するメールが届いた。
 女性がメールに書かれた番号に電話すると男の声で「支払わないと裁判になる」と脅されたため、女性は和解金として99万円を支払い騙し取られた。
 県警察本部によるとこの事件で県内の特殊詐欺被害は73件、被害額は3億50万円と初めて3億円を超えた。
 去年の同じ時期に比べて16件、5040万円増えて過去最悪の被害額。
 県警察本部は金融機関の窓口などでチェックシートを見せて振込み理由を確認するなど水際での被害防止に努めているが、依然として被害はあとを絶たない。
 これまで被害者の多くはお年寄りとされていたが、インターネット上の架空請求など若い世代にも被害が増えているという。
 警察は犯人の検挙とともに未然防止を呼びかけているが、被害を防ぐためには私たち自身の心構えが必要になっている。

 特殊詐欺の被害にあわないためには県民それぞれの心構えが大切。
 犯人は様々な手口で巧妙に話を持ちかけてくるため、誰でも被害にあう危険がある。
 そこで大事なことは「自分は大丈夫」と思わないこと。
 そして宝くじが絶対当たるなどの「もうけ話」は信じないこと。
 また、もうけ話や名義貸しなどをもちかける怪しい電話やパンフレットが届いた時には必ず家族や警察にすぐに相談すること。
 相談することで被害を未然に防ぐことができたケースもある。
 特殊詐欺の被害にあわないためにも、もう一度この3つのことをしっかりと頭に入れておくことが必要。



●一部園地 「ふじ」落果 (11/04 18:56)
 大荒れとなった3日の強風で津軽地方のりんご園では風の通り道になっている一部の園地で収穫前のりんごが落ちる被害が出ており、県りんご協会が状況を確認している。
 県りんご協会は4日、五所川原市や鯵ヶ沢町など津軽地方の6つの市と町でりんご園を調査した。
 調査は最大瞬間風速が20メートルを超えるところが多かった3日の強風で収穫前の「ふじ」などが一部の園地で落ちるなどしたため。
 五所川原市野里の長尾ツヤさんのりんご園では風が強く当る道路沿いを中心に収穫前の「ふじ」が1本から30個ほど落ちた。
 板柳町横沢の田中一彦さんの園地でも収穫前の「ふじ」の枝1本が根元から折れた。
 県りんご協会は枝に擦れて傷ついたりんごもみられることから、収穫したあとの選果作業を徹底するよう呼びかけている。



●青い森のメッセージ (11/04 18:54)
 青森県民の歌「青い森のメッセージ」が今月11日から全国の通信カラオケに配信され、青森県の魅力を発信する。
 これは県やカラオケ大手の第一興商などが東京で発表した。
 それによると青森県民の歌「青い森のメッセージ」が今月11日から第一興商の通信カラオケで全国配信される。
 「青い森のメッセージ」は2001年1月に県民の歌に制定され、様々な行事などで活用されている。
 今回の配信によって全国16万台のカラオケで歌えるようになり、半分の8万台は歌詞の画面に岩木山や青森ねぶたなど青森県の風景が流れる。
 県民の歌のカラオケが全国配信されるのは栃木や長野などに続き、6県目という。



●あいさつ運動 (11/04 18:52)
 地域の人たちがみんなで子どもたちを守り、育てようという「あいさつ運動」が県内一斉に始まり、三村知事も登校する児童たちに声をかけていた。
 「あいさつ運動」は県内の小中学校で4日から一斉に始まった。
 このうち青森市の沖館小学校では三村知事や地域の人たちおよそ60人が校門の前に集まった。
 「あいさつ運動」は県が地域の人たちに子どもたちを守り、育てる意識を高めてもらおうと行ったもの。
 三村知事たちが「おはようございます」とあいさつすると子どもたちは元気な声であいさつを返していた。
 「あいさつ運動」は今月7日まで行われる。



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