中国の電力消費伸び半減へ、10年間で最低水準=業界団体
[上海 4日 ロイター] - 中国の業界団体、電力企業連合会は、今年の国内電力消費の伸び率が3.5━4%と、昨年の半分近くにとどまる見通しを示した。少なくとも10年間で最も低い伸びとなる。
経済成長急減速のほか、エネルギー効率化、インフラ投資からサービス部門へのシフトが、需要減につながった。
電力消費の伸び率予想は、7月時点で5.5━6.5%、2月は7%だった。昨年は7.5%伸びていた。
同会は、ウェブサイトに掲載した声明で「中国の発展は、経済成長が落ち着き、各産業がエネルギー効率の向上や汚染低減圧力の高まりに直面する『新たな常態(ニューノーマル)』に入った」とした。
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