「罪を償っていきたい…」片山被告が初めて謝罪
テレビ朝日系(ANN) 11月4日(火)19時27分配信
パソコン遠隔操作事件で、威力業務妨害などの罪に問われている片山祐輔被告(32)が、4日の裁判で「人の心の痛みがわからない人間でした。罪を償っていきたい」と初めて謝罪しました。片山被告は、これまでの裁判で「自分の心の整理ができていない。動機すらも分からない」などと被害者への謝罪をしていませんでした。4日の裁判で片山被告は、臨床心理士のカウンセリングのなかで、母親とお互いの気持ちを打ち明けることで「親子の理解が深まり、心の整理がついた」と語りました。さらに、被害者に12通の謝罪文を書いたことを明らかにしたうえで、「人の心の痛みが分からない人間でした。自己完結の世界で生きていた。罪を償いたい」などとつづったということです。母親も、「息子が二度と事件を起こさないように、私の残りの人生はすべて息子とのやり直しに費やします」という手記を寄せました。これで証拠調べは終わり、次回は検察側の論告が予定されています。
最終更新:11月4日(火)22時0分