<オーロラ>かけらのように「ばらばら」…名古屋大など発見
毎日新聞 11月4日(火)10時24分配信
空一面に広がったオーロラがかけらのようにばらばらになる様子を、名古屋大や国立極地研究所などの国際チームが初めてとらえ、米地球物理学会誌に発表した。
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国際チームは、2000年代初めからオーロラがよく発生するカナダとノルウェーで、空全体を撮影できる「全天カメラ」による観測をしている。その結果、全天に広がった長さ1000キロ以上のオーロラに切れ込みが入り、約30分後には長さ数十キロにばらばらになり、やがて視野から消える現象を発見した。
切れ込みが入る速度は最大で航空機の約2倍の秒速420メートル。オーロラを起こす宇宙の粒子の分布が変化して、ばらばらになったとみられる。
全天カメラの性能が向上し、このような現象を詳細に観測できるようになったと考えられる。オーロラを起こす粒子が人工衛星に衝突すると機器類に障害をもたらす。名古屋大の塩川和夫教授(宇宙空間物理学)は「この成果を、衛星の円滑な運用に役立てていきたい」と話す。【田中泰義】
最終更新:11月4日(火)14時57分
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