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年金基金元職員を詐欺容疑で書類送検
11月4日 21時17分

年金基金元職員を詐欺容疑で書類送検
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繊維関係のおよそ300の事業者が加入する東京の厚生年金基金の元職員が、基金の小切手を偽造して、事業者からの掛け金1400万円余りを自分の口座に不正に移してだまし取っていたとして、詐欺などの疑いで警視庁から書類送検されました。
元職員は引き出した金をギャンブルに使っていたということです。

書類送検されたのは、東日本のおよそ300の繊維関係の事業者が加入する、東京・墨田区の「東日本ニット厚生年金基金」の37歳の元職員です。
警視庁の調べによりますと、元職員は、平成20年からおととしにかけて、基金の小切手を偽造する手口で、加入者から集めた掛け金1400万円余りを自分の口座に移してだまし取ったとして、詐欺や有価証券偽造などの疑いが持たれています。
基金によりますと、元職員は上司がいないときを狙って金庫から印鑑を持ち出し、50回以上、小切手を偽造して2000万円近くを流用していたということで、去年1月に懲戒解雇されています。
警視庁によりますと、調べに対し容疑を認め、「金はギャンブルに使った」などと供述しているということです。
東日本ニット厚生年金基金はNHKの取材に対し、「二度と同じような不正が起きないよう、再発防止を徹底します」とコメントしています。

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