2014年11月4日 17:01
北海道むかわ町の漁港に漂着した大量のイワシ=3日(同町提供)
北海道むかわ町で3日朝から4日にかけ、海岸沿いの約4キロにわたって大量の死んだイワシが漂着しているのが見つかった。原因は分かっておらず、回収作業に追われた地元漁協の関係者らが首をかしげている。
鵡川漁協によると、イワシは大きいもので体長25センチほどのマイワシ。4日午後までに職員らがスコップなどを使って、打ち上げられた約20トンを回収した。波が高いため、岸に近い海面を覆い尽くすように浮かぶ死骸は、回収が難航しているという。
漁協職員の赤石秀敏さん(53)は「これほど大量に打ち上がったのは見たことがない。原因が思い当たらず、本当に不思議だ」と驚いていた。