押し目待ちに押し目なし 政府のインサイダーは日常茶飯事
俺は無実だ!
先日黒田バズーカ二号で為替と株がぶっ飛びました。
消費税増税の土台作りに何らかの仕掛けをしてくるとは思いましたが、ここまで威力があるとは思いませんでしたよ。
GPIFの運用見直しで打ち止めかと、油断していたところをやられましたね。
エセ賢者は日銀のインフレ政策が怖いので円買いは控えていますが、ショーターは相当踏み上げられているはず。
来週人身事故で電車が止まらなければいいのだけど。
黒田総裁は実に罪深い。
USD/JPYチャート 一時間足
投資は自己責任だし、いつどんな政策を発表しようが日銀の自由。
たとえサラリーマンが参加できない時間帯に発表しようとも、文句を言う権利はありません。
しかし、上のチャートを見ていると、どうも気になる点があります。
日銀の発表で円安に動くのはいい。
サプライズがあれば、2円でも3円でも、上がるときは上がるでしょう。
しかし、この上昇波は10/31ではなく、もっと前から始まっているよね?
レートが上がるのは、誰かが買いを入れるから。
つまり、10/30の時点で何者かが大量の買いを入れているということ。
10/31早朝にも、まとまった買いが入っている。
もっと言うなら、10/27以降やけにドル円や日経平均株価が底固いのは、誰かが玉を集めて下落を抑えている可能性が高い。
つまり、えーと、何が言いたいかと言うと、
情報漏れてただろ。
もちろん10/30にも経済指標はあります。
世間的にはFOMCの政策金利(現状維持)で上がったことになっているのでしょう。
しかし、先週のクロス円(株も)は、いくらなんでも堅すぎた。
50pipsの押しさえなく、押し目買いのチャンスはまるでなかった。
仕手株の仕込みがあったと考えたほうが自然でしょう。
よくよく考えてみると、日本の重要イベント(金融緩和、為替介入)前はいつもこんな感じでした。
為替や株が底値のときに発表されることはなく、ある程度上昇して底堅くなったときに発表され、さらに上に走ることが殆どでした。
そういえば、黒田バズーカ1号のときも、全く押し目のない相場だったな。
2011年3月の協調介入は例外ですが、それ以降はやけに素人が仕込みにくいところで仕掛けられている気がしますね。
日本政府はどこかに情報を横流ししていて、インサイダーで儲けている輩がいる。
エセ賢者はそう思います。
まぁ、証拠もないし、訴えようもないけどね。
株はともなく、為替市場はインサイダー取引規制の対象外だし。
ちなみに今回追加緩和発表前に株式を仕込んでいたのは、信託銀行(年金?)みたいです。
押し目買いが好きな個人はあまり買いを入れていないし、海外の投機筋も若干売りに傾いていました。
個人やファンドがそっぽ向いているうちに、年金資金で株式(国内・国外)を買い上げ、追加緩和でカチ上げる。
黒田がこの図式を描いていたとしたら、なかなかの策士だと言えます。
誰かインサイダー規制違反でコイツを逮捕してくれ。
海外筋が買い遅れているということは、日本株・クロス円の上昇はまだ途中かな?
来週あたり大手の買いが入って、昇竜拳が見られたりして。
以上はエセ賢者の妄想なので、本気にしないでください。
実際はただの偶然かもしれません。
信託銀行の買いが増えているのは本当ですけどね。
経済指標は基本的に極秘事項ですが、政府関係者なら事前に知ることは不可能ではありません。
人間が発表内容を決めて、原稿を作った後に発表するのですから。
仮に密室に隔離して通信を禁じても、指標の上下くらい合図で外に伝えられるでしょう。
米雇用統計やFOMCといった重要指標なら、スパイの一人や二人いても全く不思議ではありません。
ムーディーズのような格付け機関に至っては、存在自体がインサイダー。
格付け変更の情報を外部に漏らすだけで、一体いくらになるのやら。
情報が巨万の富を生む金融市場において、インサイダー情報には莫大な価値があります。
悲しい話ですが、それで利益を得ている人も少なくないのでしょう。
グレーな活動で生計を立てている詐欺賢者に、それを否定する権利はありませんが。
しかし、仮にも民主主義国家の代表である政府や中央銀行が、それに手を染めるのはどうなのか?
国民から集めた年金資金をギャンブルに突っ込み、スポンサーに献上するのはどうなのか?
公人の腐敗っぷりが少々気にかかります。
ギャンブルにイカサマはつきもの。
しかし、あまり露骨にやるのもどうかと思うぞ。
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