lyrical schoolが11月2日に東京・LIQUIDROOMでワンマンライブ「lyricalschool oneman live 2014 @ LIQUIDROOM」を行った。
彼女たちにとってLIQUIDROOMはワンマンライブの会場としては過去最大の規模だったが、チケットは前売りがソールドアウト。当日フロアは開場後すぐに超満員となり、期待の高まりがピークに達したヘッズ(ファン)たちの熱気で満たされていた。ライブがスタートすると彼女たちは、その期待に応えるように精一杯のパフォーマンスを展開。楽しそうに笑顔でラップをする6人に向けて、ヘッズたちもよろこびを噛みしめるように一体感のあるコールをする。
「brand new day」からスタートしたこの日のライブは、まるでDJミックスのように隙間なく楽曲が詰め込まれ、8曲目の「もし」までノンストップ。約30分経ったところで簡単な自己紹介と短めなMCを挟んだものの、以降は本編終了までMCらしいMCもほとんどないまま次々に曲を披露していった。「fallin'night」からはステージのスクリーンにホンマカズキのVJも上映され、「でも」「PS」などアーバンな楽曲が続くパートでは、元気いっぱいのパーティチューンとはひと味違う大人っぽいリリスクの魅力を映像とともに表現していた。
ライブ中盤、メンバーが横1列に並んでひと言ずつ「約4年前、初めはヒップホップも聴いたことがなかった私たち。いくつものステージに立ってきたからこそ、今は胸を張ってこう言える」と語ると、その言葉に続いてayakaが「ラップをするのは楽しいです!」と叫び、それを合図に「FRESH!!!」がスタート。この曲ではマンガ家のナカGが描いたメンバーの似顔絵がアニメ化されてスクリーンで動きまわり、観客からは大きな歓声が沸き上がった。
また終盤の「photograph」では、曲が始まった瞬間にフロアでカラフルなサイリウムが一斉に灯るという、ヘッズからメンバーへのサプライズも。本編最後には10月28日に発売されたばかりのシングル「PRIDE」をパフォーマンスし、6人の熱い思いが込められた力強いラップに会場中から惜しみない拍手が贈られた。
アンコールでは、LinQの深瀬智聖をゲストに迎えて「S.T.A.G.E」を披露。ひさびさの共演が実現したことについて、深瀬は「1人でDJしながら歌っててさみしかったから今日はホントにうれしいです!」「lyrical schoolマジヤバいね! 自分もこういうことをやってみたいって思ってるから、移籍したい(笑)」と話して会場を沸かせていた。一方、アイドル好きであるayakaも深瀬との共演に興奮気味で、ステージを去る深瀬が振り向きざまに投げキッスをしたのを見て「今、私に投げキッスした!」と大喜びをしていた。
「6本のマイク」はこの日のためにリリックを書き直した新バージョンを披露。スクリーンには各メンバーが手書きしたリリックが映し出された。メンバーはそれぞれ、新たなステージに踏み出すことを宣言するように思いを込めてラップし、感極まったminanは歌いながら涙を流していた。2時間半を超えたライブのラストを飾ったのは「tengal6」のアコースティックバージョン。最後に彼女たちは来年春にニューアルバムをリリースすることを告知し、ayakaは集まってくれた観客に向けて「こんなに皆さんと素敵な空間を共有できたことが幸せでした」と感謝の言葉を贈った。
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ナタリー - [Power Push] lyrical school「PRIDE」発売記念特集