天然トラフグと養殖トラフグ。味はどう違う?
天然トラフグと養殖トラフグを見分けることは、外観上は尾ひれで判別できる。
狭いところで飼われ、ストレスがたまる養殖ふぐは互いの尾ひれをかじるので、
まともな尾ひれの養殖ものは少ないそうである。
天然ものと養殖もの。関西では、価格に5倍の開きがあるという。
外観はともかく、味に明確な違いはあるのだろうか?
大新聞の署名入りコラムに、こう書かれていました(注1)
白い身を噛みしめてエビやカニの味がするのが天然、イワシやサバの味が養殖だ。
つたない食経験から、まことしやかなウソだ、と一瞬思いました。が、まてよ・・
かの偉大なるシェフ、ジョエル・ロブション氏のエピソードを思い出しました。
彼は欧米人にたがわず、タコ(ゴムのように硬いそうだ)が苦手だったが、
すきやばし次郎(注2)で出されたタコを食べ、「伊勢エビの味がする」と感激した(注3)
う~ん。彼なら、もちろん違いがわかるでしょうが、はたして、
「エビやカニの味がする」というでしょうか?ぜひ知りたい!
(注1)出典:読売新聞の署名コラム「緩話急題~ふぐの季節~」(2007/12/11)
(注2)ミシュランガイド東京2008でも三ツ星に選ばれた超有名な銀座のお鮨屋さん
(注3)出典:山本益博著「そんな食べ方ではもったいない!」188ページ
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コメント
勝手にですがリンク張らせていただきます。
投稿: RIKI | 2010年7月 3日 09:13
グルメブログ「阿じ与志」はリンク大歓迎です。
お好きな記事に、「勝手に無断で」貼っていただいて結構です。
RIKIさま。記事にリンクして頂き、ありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
投稿: ブログ「阿じ与志」管理人 | 2010年7月 5日 11:21