2014年11月4日11時08分
4日午前7時50分ごろ、名古屋市中区新栄1丁目の名古屋高速都心環状線で、トラック2台が衝突し、横転する事故があった。この事故で、高速道路の防音壁が十数メートル下の市道に落下。バスを待っていた男性(50)が避けようとして転倒し、左足にけがをした。また、トラックを運転していた愛知県春日井市の男性会社員(24)が足の指を骨折して重傷、ほかに男性4人が軽傷を負ったという。
県警高速隊によると、トラック2台は同じ方向を走行中、片方が車線変更しようとして接触し、それぞれ横転。この際、防音壁に衝突し、壁が破損した。さらに高速道路上には積み荷の足場材などが散らばったという。
防音壁の落下でけがをした男性によると、突然「ガガガガ」と引きずるような音がした後、「ドーン」という衝突音を聞いた。上を見上げると、長さ約2メートルの防音壁が落ちてきたため、あわてて後ろに倒れ込んだ。ズボンが破れ、左ひざをすりむいたという。
男性は「まさに立っていた場所に落ちてきた。あのままだったら直撃していた。命拾いしました」と話した。
現場はJR名古屋駅から東に約3キロの市街地。
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朝日新聞社会部
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