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中国、低空の無人機撃墜用レーザー兵器を開発

2014年11月03日 15:02 発信地:北京/中国

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中国、低空の無人機撃墜用レーザー兵器を開発 ▲ キャプション表示
×仏企業が開発した小型無人機(資料写真、2014年6月10日撮影)。(c)AFP/Stan HONDA
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【11月3日 AFP】中国の研究所が、低高度で飛ぶ小型無人機を撃墜できるレーザー兵器を開発したと、国営新華社(Xinhua)通信が2日夜、伝えた。

 このレーザー兵器は中国工程物理研究院(China Academy of Engineering PhysicsCAEP)などが開発したもので、射程距離は2キロ。「さまざまな小型飛行物体」を捕捉後5秒以内に撃墜可能だという。

 新華社は、迷彩柄が施された大きな箱と炎上する小型無人機の残骸の写真を掲載し、このレーザー兵器が「都市部で大型イベントが開催される際に、安全確保において中心的な役割を果たすだろう」と伝えている。また、同研究所傘下の企業・中国久遠高新技術装備(China Jiuyuan Hi-Tech Equipment)幹部の話として、小型無人機は安価で扱いやすく、テロリストに悪用される可能性が高いとしている。

 新華社によれば、このレーザー兵器は最高で高度500メートルの上空を秒速50メートル(時速180キロ)で飛行する物体を撃墜できるという。車両に搭載して利用でき、最近の実験では30機以上の撃墜に成功して「撃墜率は100%だった」とCAEPは声明で説明している。(c)AFP

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