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●青森市は初雪 (11/03 18:58)
大荒れの天気。冬型が強まった県内は各地で強い風が吹き、青森市では初雪が観測された。
 強い寒気が入り込み冬型の気圧配置が強まった3日の県内は、強い風が吹く大荒れの天気となった。
 この影響で八戸市では午前11時15分に最大瞬間風速30.0メートルを観測した。
 また青森市ではみぞれから雪に変わ、り青森地方気象台は午前11時過ぎに初雪が観測されたと発表した。
 青森市の初雪はいつもの年より3日、去年より8日早くなった。
 この大荒れの天気の中、弘前市下湯口にある石岡静江さんのりんご園では、強風による被害が出ないことを願いながら主力品種の「ふじ」を収穫していた。
 三八に出されていた暴風警報は午後4時半過ぎに解除されたが、青森地方気象台は引き続き津軽の沿岸に波浪警報を出して高波に警戒するとともに、強風などに注意を呼びかけている。



●けが人や建物被害も (11/03 18:56)
 大荒れとなった県内では強風による被害が相次いだほか、交通機関にも乱れが出ている。
 県によると大間町大間崎で観光客の75歳の女性が強風にあおられて転倒し軽いけがをした他、建物の被害も相次いだ。
 青森市造道3丁目では空き家の屋根が剥がれて敷地に落下するなど、9つの市町村であわせて28棟が屋根が剥がれたりシャッターが壊れるなどの被害がでた。
 交通機関にも乱れが出ておりJRの五能線や大湊線などであわせて42本が運休や区間運休し、観光客など1800人の足に影響が出た。
 また青い森鉄道ではレールについた落葉で列車のブレーキがききにくくなり2つの駅でホームを通り過ぎるトラブルなどがあり、あわせて6本が運休した。
 フェリーは大間と函館を結ぶ津軽海峡フェリーなど14便が欠航した。



●住宅街にクマ出没 (11/03 18:54)
 3日昼前、むつ市の中心部に近い住宅街でクマ1頭が目撃されむつ市や警察などが住民に注意を呼びかけている。
 3日正午前、むつ市柳町3丁目の住宅でクマ1頭が庭を横切っているのをこの家の女性が目撃し、警察に通報した。
 クマは体長およそ90センチで、まもなくそばにある雑草地に立ち去り姿が見えなくなったという。
 現場はむつ市中心部に近い住宅街の一角で、近くには小学校などもある。
 周辺の住民によるとカモシカが近くを通ることはあるが、クマが目撃されるのは珍しいという。
 通報を受けたむつ警察署はパトロールを強化しているほか、むつ市も防災無線で付近の住民に注意を呼びかけている。



●自転車リレー 開業PR (11/03 18:52)
 2016年春の北海道新幹線「奥津軽いまべつ駅」開業に向けた取り組み。地元今別町の実行委員会が自転車リレーを行い、45キロにわたり沿道でPRした。
 JR新青森駅前で行われた出発式では、新青森駅の竹達助役から今別町新幹線開業PRイベント実行委員会の成田会長にタスキに見立てた開業PRの旗が手渡された。
 自転車リレーは「奥津軽いまべつ駅」の開業まで500日前と想定したもので、新青森駅から奥津軽いまべつ駅までの45キロを実行委員会の11人が走ってPRする。
 「いまべつ牛」を育てる畜産農家で元パラリンピック選手の田中哲也さんは新幹線の高架橋が見える国道280号バイパスを風を切るように走る。
 ことし役場に入った職員の藤田程さんは最も長い6.7キロのアップダウンを見事に走り切った。
 田中さんはゴールの奥津軽いまべつ駅まで走り抜き、リレーの最終走者と一緒にゴールした。
 実行委員会は今後も「奥津軽いまべつ駅」開業に向けたPR活動を続ける。



●新品種の苗木販売 (11/03 18:50)
 弘前大学が開発したりんごの新しい品種。赤い果肉のりんごなど現在品種を登録している3つの品種の苗木が3日から販売されている。
 弘前大学が開発したりんごの苗木を販売したのは青森市浪岡に本社を置く原田種苗。
 弘前市の店舗では早速板柳町の農家が高さ2メートルほどの苗木を買い求めていた。
 この農家が購入したのは現在品種登録の手続き中で名前がまだ決まっていない「HFF33」。
 「HFF33」は果肉が赤くさわやかな酸味が特徴で、貯蔵性も優れていることから注目されている。
 2つの品種の新しい黄色いりんごのほか、去年から販売されている赤い果肉の「紅の夢」など弘前大学は合わせて6つの品種を開発しておりブランド化が期待されている。



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