お分かりいただけるだろうか。

タイトルと、どこでも使えるつなぎコメント。

そして「M」の文字が書かれた４行。

 

これが、台本の一例です。特集やゲストパートはもっと書きこまれていますよ。

 

「M」は曲名・歌手名が入るのですが、放送前に手元に来るのはこの「空欄状態」。

 

リクエスト番組を聞いていると数曲単位のまとまりでかけますよね。

だいたい、その時に次の数曲単位の曲名・歌手名が埋められた台本がスタジオ内に届きます。

その繰り返しです。

ちなみに書き加えられるのは、曲名と歌手名だけです。

特に長時間にわたるリクエスト番組は次から次へとリクエストが来て、どんどん、この欄が変わっていきます。

パーソナリティ・DJといった役割の人は、どんな曲振りをするのか。ここからが腕の見せ所ですよね。

前の曲がかかっている１０分くらいで、一緒に番組を進める方（今回でいえば井上喜久子さん）と雑談して考えていきます。

（この曲間の雑談を、お聞かせできないのが残念。えー、そんなことが。えー…なんて話がとびかっているのです）

 

ちなみに、音楽CDをアーカイブスに探しに行く時間もかかるので、番組最初の数曲とかは事前に決まっていますよ。それから事前リクエストでいただいていた曲もある程度準備してあります。それを当日のリクエストと共に時間帯や並びをさばいていくわけです。

 

だから、放送前の今できることと言ったら、ゲスト出演のアニメを見ることだけ。

「一週間フレンズ」という作品がセツナイです。

 

ということで、時々塩澤が記憶違いで口を滑らせることもあるので、温かい目で見守ってください。

という予防線。