小西淳一
2014年11月3日03時00分
冬を迎え、北海道のクルーズシーズンはほぼ終わり。今年の道内への寄港は昨年から倍以上に増え、過去最多になった。「経済効果が大きい」と各地の港がクルーズ船の誘致に熱を上げるが、港や周辺の観光地にもたらされる恩恵のほどは、どうだったのか。
10月30日、「北海道クルーズ振興協議会」(77団体)の事務局がある札幌市の北海道運輸局に、小樽、函館、室蘭、釧路、網走の5市の港湾担当者が集まった。同運輸局海事振興部の呼びかけで、クルーズ船の寄港について情報を持ち寄った。
同協議会によると、クルーズ船の道内への寄港は今年、158回に達する見込みで、昨年の71回から倍以上に増えた。寄港が最も多かったのが小樽の41回で、次いで函館36回、釧路24回、室蘭16回、網走12回の順だ。
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朝日新聞社会部
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