2014年11月1日
冬の使者 続々飛来 日野川にオシドリ
鳥取県の鳥・オシドリが越冬のため、日野町根雨の日野川に続々と飛来し、奥日野に冬の気配を感じさせている。1日には観察小屋がオープンする。
オシドリは、オスが「銀杏羽(いちょうば)」と呼ばれる鮮やかなだいだい色の羽を持つカモ科の鳥。北海道やロシアなどで繁殖し、越冬で南下する。
日野川でえさやりや観察小屋の運営を行っている「オシドリグループ」によると、今年は10月6日に40~50羽の初飛来を確認した。31日現在で約500羽が集まり、餌をついばんだり、愛らしい姿で泳ぐ様子が見られた。
ピークには飛来数が千羽を超えるといい、グループの事務局は「11月から12月にかけて増えていくと思う」と話している。