QLOOKアクセス解析

失われた何か 

アニメ感想を書き続けるブログ

第2回 富野監督作品オンリー トミケットレポート 

東京の大塚にある林野会館で開催された
第2回富野監督作品オンリーイベントトミケットに行ってきた。

私が会場に訪れたのは、12時前。

プラモの展示、アニメックなど富野関係の資料が当たり前のように置いてあるサークルさん。
富野作品の同人誌の数々。

会場に入った途端、アットホームな熱気が感じられ、
オンリーイベントの良さを改めて感じさせられた。

会場にはプロの佐藤元さんや今木商事さんのサークルもあり、
アディゴ隊というサークルで出されていたイデオン本では、
時田貴史さんやイラストレーターの吉田明彦さん、
アニメ監督の名和宗利さんが寄稿されていた。

お目当て自体は、あでのいさんのトミケット勉強会だったが、
それとは別に12時ちょっと過ぎにサプライズが訪れた。

湖川友謙さんがイベントにやって来たのだ。

ダイターン3・イデオン・ザブングル・ダンバイン・エルガイムで
80年代の富野作品を支えた、あの湖川友謙さんが。

私は会場の外のベンチに座っていて湖川さんが通りがかったのを見たのだが、
湖川さんの顔の見て「湖川さんだ。マジか!」と思ってしまった。
イベントに湖川さんが来るなんて。テンションが3段階上がった。

湖川さんは会場内のサークルを見て回り、
それから湖川さんがイラスト付きサインを参加者に向けて描いていた。
そのイラストを描く中で、湖川さんの質問コーナーが設けられた。

湖川友謙さんの質問コーナー

質問者は3人だったと思う。

Q「湖川さんが描かれるキャラクターの目のハイライトの描き方について」

湖川さん「ハイライトが無い目を描いたのは自分が始めた」
〔※最初の質問はよく聞き取れず)

Q「現在ヘーベルハウス劇場のふるさと再生日本の昔ばなしに参加されていますが、湖川さんが手がけてみたい昔話は何かありますか」

湖川さん「何でもいい。ギャグで面白い話をやりたい。」

Q「ツイッターはやられないのですか」

湖川さん「ツイッターはやらない。ツイッターをするほど寂しくない。優れた人に会いたい。優れた人は会いに来てほしい。パソコンのメールは2週間前に始めた。」

質問は以上。また湖川さんから参加者の方に絵についてのアドバイスがあった。

「絵は勉強すればどんな絵でも描ける。人間を描くには人間を勉強する。」
「今風を描くために、今風を描く」
「絵は勉強」

と話されていた。湖川さんは後進のアニメーターを教えているが、
教えるのが好きな方だと感じられる話し方だった。

あでのいさんの勉強会

そんな、湖川さんの質問会とサイン会が行われる中で
あでのいさんが、熱く熱く富野作品のドラマツルギーについて語られていた。
会話の繋げ方、物語の作り方など含めて、極めて多岐にわたった内容でかつ
富野作品に愛が詰まった話をおよそ1時間半されたいた。

何より富野作品の熱弁を湖川さんの前でできるのはとても貴重。
私も会場で話したかったぐらいだ。

勉強会終了後にあでのいさんに挨拶。
富野愛に溢れた方だというのが伝わってきたし、
道中に読んだあでのいさんのブレンパワードの同人誌を読んでも感じられた。

まとめ

トミケットの終盤、湖川さんからトミケットについてのコメントがあった。

湖川さん「〔イベントについて)仲間と一緒にワイワイやるのはよい。ただもっとまじめな話ができるとよい。また私も仲間に入れてほしい」

というようにイベントに対して好意的なコメントが寄せられた。

また湖川さんは午後1時から3時ぐらいまでのおよそ2時間の間に
一般・サークル参加者のサインのお願いに無償で全て応えていたのが印象的だった。
湖川さんのサービス精神に、一参加者として心打たれた。

そんな私も湖川さんに「伝説巨神イデオン」の
ハルル・アジバのイラスト付きサインを頂いた。

DSC_0123.jpg

湖川さん、本当にありがとうございました。

そしてトミケットの主催者のほりかー様、楽しいイベントを主催して頂きありがとうございました。
また一般・サークル参加者の皆様、お疲れ様でした。

湖川さんも来られ、大いに盛り上がった今回のトミケット。
これも全て富野監督及びイデの導きなのかもしれない。
   
関連記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
[ 2014/11/02 23:57 ] 富野由悠季 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する