自転車で走りながら、安全な飲料水が作れる?
エコすぎる自転車ガジェット。
Kristof Retezar氏が発表した「Fontus」は、空気中の水分から飲料水を作り出すガジェットで、「ジェームズ・ダイソン・アワード」にエントリーした作品になります。
近年、自転車はエコな乗り物としてメジャーになり、そして健康志向の向上によって、今まで以上に利用者は増えてきています。また、世界中のどんな場所でも老若男女が乗れるデバイスであります。
そんな自転車にこのFontusを装着するだけで、簡単に安全な飲料水が作れてしまう、画期的な作品。しかも、条件が揃えば、1時間で500mlもの量が作れるそうです。
原理としては自転車で走るときに感じる風を取り込み、その空気を急速に冷却することで空気中から水分を採取できるシステムだそう。冷却にはパソコンのCPUを冷却する際に使われている「ペルティエ素子」を用い、電圧をかけることで冷却効果を生じさせています。
さらにエコなのはその電気も本体についているソーラーパネルから作り出すという徹底ぶりです。
背景として、長距離サイクリングの際の飲料水としても注目されますが、深刻な水不足の地域に対する飲料水の確保という点が最も重要になっております。原理が簡単で装置自体も安価に製作可能と思え、使うのに充電が必要ないなど、これから大いに活躍してくれそうです。
特に高温多湿な条件が多くの水分を作れるそうです。
日本でも是非発売して欲しいですね。
source: Fontus
(okeyuhi)
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