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【BOX】最年少17歳・粕谷、乱打戦制しMVP

2014年11月3日6時0分  スポーツ報知
  • 5回、頴川を攻める粕谷(左)

    5回、頴川を攻める粕谷(左)

 ◆プロボクシング 第71回東日本新人王決勝戦 ▽スーパーフェザー級5回戦 ○粕谷雄一郎(判定)頴川裕●(2日、東京・後楽園ホール)

 決勝が行われ、12階級で東日本新人王が決定した。スーパーフェザー級で今大会最年少17歳の粕谷雄一郎(石川ジム立川)が大会MVPに輝いた。ウエルター級の松永宏信(27)=横浜光=が技能賞、フェザー級の阿部麗也(21)=KG大和=が1回KO勝利で敢闘賞を受賞した。勝ち上がった12選手は全日本新人王決定戦(12月21日、東京・後楽園ホール)で、西軍代表と日本一を争う。

 17歳の粕谷が東日本新人王とMVPの“2冠”を獲得した。初回、「良いパンチが入って焦ってしまった」と連打にいったところ、元キックボクシングの日本王者だった頴川(えかわ)の左フックがカウンターで入りダウン。その後冷静さを取り戻し、伸びのある右ストレートで3、4回にダウンを奪い返し、両者合わせてダウン3度という乱打戦を3―0の判定で制した。

 日体大進学を目指す立川国際中教校3年生。トレーニングの傍ら、毎日3時間の勉強もこなしている。6日の誕生日を自ら“2冠”で祝った形になったが、「明確な目標はない。行けるところまでいきたい」と次は全日本新人王を狙う。

 ◆粕谷 雄一郎(かすや・ゆういちろう)1996年11月6日、東京都生まれ。17歳。5勝(1KO)。身長172センチの右ボクサーファイター。

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