卵巣がん治療 タイトル

卵巣がん治療について

卵巣がんの概要

■40歳代、50歳代に発症が多い卵巣がん

婦人科がんのなかでは標準治療の成績が悪く、もっとも高い死亡率となっています。これは早期の段階では自覚症状がほとんどないために診断が遅れたり、がんの成長が速いケースが多いからです。

 

卵巣がんにかかる女性は40歳代から増え、50歳代前半でピークを迎えた後、80歳以上でまた増加します。卵巣がんの死亡率は高齢になるほど高い傾向があります。

プルミエールクリニックの乳がん治療

■難治性卵巣がん原発巣には

-ニュースパークシャワーリンパ球治療

原発巣には、「ニュースパークシャワーリンパ球治療」をベースとした全身治療をします。リンパ球の培養期間は約2週間です。

 

⇒ニュースパークシャワーリンパ球治療とは

 

■転移がみられる場合には

-分子標的樹状細胞治療とUSサイバー

転移巣には局所治療として「分子標的樹状細胞治療」と、超音波による温熱治療の「USサイバー」を併用して抗がん力を高めます。樹状細胞の培養期間は約1~2週間です。

 

⇒局所タイプ温熱療法USサイバーとは

 

■腹水が溜まっている場合には

-分子標的樹状細胞治療と活性化リンパ球治療

「活性化リンパ球治療」や分子標的樹状細胞を腹腔内に直接投与する「分子標的樹状細胞治療」、腫瘍血管新生阻害薬を点滴、または内服する方法で対応します。

 
⇒活性化リンパ球治療とは

 

最新治療法情報 プルミエールクリニックは卵巣がんのここに着目!

■腫瘍血管や腫瘍リンパ管の新生因子を捕捉することが転移の抑制に

進行性・転移性の卵巣がんの場合、VEGF(血管内皮増殖因子)というがん新生因子が、治療のキーとなります。

 

卵巣がんは播種性転移することが多く、大網、腸間膜、腹膜などで腹水ができることは少なくありません。それは、これらの転移巣でがん細胞を増殖させる腫瘍血管新生や、腫瘍リンパ管新生の機能が十分ではないためです。そのため、腹中にリンパ液が濾出して腹水が溜まりやすくなるのです。

 

こうして腹水が多く溜まると、血中のアルブチンが低下して栄養状態が悪化し、悪液質を促進してしまうことに。さらに、全身のリンパ管の流れが悪くなり免疫力も低下します。ですから、腫瘍血管や腫瘍リンパ管の新生因子VEGFを捕捉することが、播種性の転移を抑制する方法となります。

 

それには、抗VEGF治療薬とその増強作用を有する「活性化リンパ球治療」の併用、あるいはVEGF分子を捕捉する「分子標的樹状細胞治療」は有効な治療法です。

 

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公開日時:2013年1月31日 | がん種別治療法 |