乳がん治療 タイトル

乳がん治療について

乳がんの概要

乳がんの約90%は乳管という部位から発生し、乳管がんと呼ばれます。

小葉から発生する小葉がんは全体の5~10%程度です。乳がんにかかる女性は30歳代から増えはじめ、50歳前後をピークに、その後減少します。

早期発見・早期治療で約90%は治りますが、難治性乳がんなどにおいては、積極的な免疫治療が有効です。

プルミエールクリニックの乳がん治療

■難治性乳がんには

-ニュースパークシャワーリンパ球治療

治療選択肢の少ない難治性の乳がんには、積極的な治療法として「ニュースパークシャワーリンパ球治療」が効果的です。リンパ球の培養期間は約2週間です。

 

⇒ニュースパークシャワーリンパ球治療とは

 

■多発性の全身の骨転移には

-ニュースパークシャワーリンパ球治療と分子標的樹状細胞治療

乳がんでは、全身に多発性骨転移を起こしているケースが多くみられます。

このような場合は、当院で実績のある「ニュースパークシャワーリンパ球治療」をおすすめします。

さらに「分子標的樹状細胞治療」を組み合わせることで、より抗がん力を増すことができます。

 

■炎症性乳がんには

-分子標的樹状細胞治療

手術が困難で進行が早い炎症性乳がんの場合は、局所治療の「分子標的樹状細胞治療」を週1回のペースで行うことをおすすめします。

 

HER−2が陽性の場合、ハーセプチンなどの抗体薬と「活性化リンパ球治療」を併用します。

 

■ホルモン産生系の乳がんには

-超音波による温熱治療USサイバー

特にホルモン産生系の乳がんには、超音波による温熱治療「USサイバー」と超音波増感剤を併用すると、相乗効果によって、がん細胞のアポトーシス(自死)を促します。

 

⇒局所タイプ温熱療法USサイバーとは

 

最新治療法情報 プルミエールクリニックは乳がんのここに着目!

■乳がんを進行させるTGF-βを抑える分子標的樹状細胞治療

進行がんや転移がんの場合、乳がんを取り巻く間質細胞から出される、「TGF-β(トランスフォーミング増殖因子β)」というタンパク質を抑えることが重要です。がんになると、「TGF-β」は免疫をコントロールする細胞(制御性T細胞)に異常を起こさせます。それによって免疫が低下し、がん化や転移が起こるのです。

 

このTGF-βの産生を抑えるには、「活性化リンパ球治療」が有効です。加えて、がん細胞と間質細胞の活動を抑えて攻撃する、抗腫瘍間質タイプの特殊な「分子標的樹状細胞治療」を行います。樹状細胞は皮下の組織に存在して、がんなどの異物に対してリンパ球を誘導・強化する役割がありますから、進行性・転移性の乳がんには極めて有効でしょう。

 

一方、体内に入った細菌などを捕食したり、がん細胞などの異物情報をT細胞に伝える「マクロファージ」を監視することも大切です。腫瘍間質にある「マクロファージ」が悪化してがんの浸透を促進した場合も、抗腫瘍間質タイプの「分子標的樹状細胞治療」を行います。

 

⇒活性化リンパ球治療とは

乳がん治療 症例写真※症例…乳がんから左肺に転移したケース

 

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公開日時:2013年1月31日 | がん種別治療法 |