ラジオNIKKEIは2014年8月27日、開局60周年を迎えました。
前身となる日本短波放送が誕生したのは、1954(昭和29)年。また、ラジオNIKKEIになって10周年。
開局から今日に至るまで、その時々に存在するあらゆる伝送路を用いて、様々な番組をリスナーの皆さんにお届けしてきました。
そしてこのタイミングで、長く住み慣れた東京・赤坂から東京・虎ノ門に本社・スタジオを移転しました。
この60周年特設サイトで、これまでを振り返りつつ、現在そして未来につながるものを、私たちと一緒に考えてみませんか。
2014.11/02 元webmaster 記事URL コメント (2)
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2014.10/30 元webmaster 記事URL コメント (0)
2014.10/29 河野虎太郎 記事URL コメント (0)
2014.10/27 元webmaster 記事URL コメント (0)
1954(昭和29)年開局初日から放送をした株式市況は、すでに全放送時間の3分の1を占めていましたが、その後好景気による上場数の激増で、放送時間内に収まりづらくなってきました。当社の市況放送は、一般リスナー向けだけでなく、証券業界向けという性格を発足の経緯から持っていました。具体的には、各証券会社の店頭にある黒板に株価を人間が逐次チョークで書き入れていたのですが、それは当社の放送を聴きながら、ということだったのです。そのため、銘柄数が増えることの対応は必須でした。
2014.10/24 元webmaster 記事URL コメント (0)
昭和20年代後半、東京・兜町の証券会社を中心にした中波による市況放送構想があったものの、政府の見解としては、ひとつだけの部門に限っての放送局開設は通信になるので認められず、宗教界、教育界など各界とのいわゆる「一本化調整」によって当社が誕生したことは、以前にこのサイトで触れました。
■ 開局秘話(6)一本化調整(開局60周年記念サイト)
先ごろ、より詳しく書かれた資料が発掘されました。それは、「日本短波放送の現状と市況放送開始経緯並びに利用状況」というタイトルの冊子です。1965(昭和40)年6月に作られたものです。それを見ると、現在も放送時間の多くを占める株式市況、マーケットの番組がどのような経緯で始まったのかが、克明に分かりました。