短期集中治療プログラム

専門医師と研究所員のサポートで行う 短期集中治療プログラム

難治性・進行性がんの方、できるだけ早い期間で回復を目指したい方へ

難治性・進行性のがんをできるだけ早い期間でダウンステージさせ、体力の回復を目指しながら、威力の高い抗がん治療を集中的に行うことで病状を好転させ、その後の積極的な治療を可能にする短期集中治療プログラムです。

腫瘍免疫学、血液内科に特化した専門医師と専属の研究所員がチームを組んで、免疫細胞療法・温熱療法・分子標的療法などを効率よく駆使し、集中治療を行っていきます。遠隔地など来院困難な方の場合は、提携病院への入院のお手伝いや、主治医との連携のうえ往診も行っております。

価値ある短期集中治療実践プログラム(4週間治療)

  • 腫瘍免疫チェックを含む免疫解析、または分子解析、またはペプチド解析
  • バイオラッシュ法による各種活性化リンパ球療法 2~4週間に1~3日毎
  • 各種温熱集中治療 2~4週間に1~3日毎
  • 活性化樹状細胞療法
  • 超高濃度ビタミンC点滴 1週間に2~5回
  • 分子標的薬や低用量抗がん剤の併用

実践プログラムの終了後、1~4週間後に治療効果の判定を行います。その後の状態を診ながら1~3週毎にペースダウンし標準治療(維持療法)に戻します。
*ご要望により入院施設のある提携病院をご紹介します。

バイオラッシュ法の採用

活性化リンパ球療法の抗がん作用は約1~2週間しか続きません。活性化されたリンパ球が一番抗がん効力を発揮する時期は、点滴をしてからおよそ2~5日の間です。このリンパ球の活動が最高潮に到達している時期に、次(例えば3日毎)の活性化リンパ球の点滴を行っていくのがバイオラッシュ法です。体内のリンパ球が一番調子の良い時に次のリンパ球が体内に入ってくるので、階段を登るように免疫が上昇していく効果があります。早急な免疫力の向上や抗がん効果を期待する短期集中治療では、このバイオラッシュ法を採用しています。
バイオラッシュ法の採用

症例1全身衰弱がみられ、がんの範囲が広い場合

① 栄養点滴 1日に1回
② 活性化リンパ球療法 2日に1回
③ 活性化樹状細胞療法 1週間に2回
④ 超高濃度ビタミンC点滴 2日に1回
⑤ 温熱療法 衰弱とがんの広範の程度による

症例2進行性のがんで、他に治療法が無いが、歩行・飲食・トイレ・入浴などの日常生活は自立している場合

① 栄養点滴 必要に応じ
② 活性化リンパ球療法 1週間に2回
③ 活性化樹状細胞療法 1週間に1~2回
④ 超高濃度ビタミンC点滴 1週間に2回
⑤ 温熱療法 1週間に2~4回

このように個々の症状によりプログラム内容は異なりますので、初診カウンセリングで詳細を相談のうえ決定いたします。

割引のご案内

短期集中治療プログラム中のリンパ球療法と温熱治療を同時に申し込まれている方を対象として、治療の期間に限定した包括的な優待割引を実施しております。2~4週間に高頻度の治療を実施することを条件とし、短期集中治療プログラムのみの適用となります。プログラム終了後の治療や通常の治療には適用外となりますのでご了承ください。

公開日時:2011年7月15日 | HOME |