韓国の旅客船セウォル号沈没事故当日の朴槿恵大統領の動静をめぐるいわゆる“7時間疑惑”をめぐり、韓国検察当局は31日、朴大統領との密会が噂されたチョン・ユンフェ氏は当日、占い師と会っていたことを確認したと明らかにした。

韓国・ハンギョレ新聞によると、ソウル中央地検は、チョン氏が事故当日の4月16日午前、ソウル市内の占い師の事務室で約4時間過ごしていたことを確認したという。参考人として事情を聴いた際のチョン氏の証言のほか、携帯電話の位置情報、占い師への調査などで裏付けられたとしている。チョン氏は事務所を出た後は、ソウル市の江南地域に移動した。

占い師は、1998年に朴大統領が国会議員選に出馬した際、当時朴大統領の秘書室長だったチョン氏と知り合ったという人物。2006年には4億ウォンを受け取ったとして、あっせん収賄容疑で起訴され、実刑判決を受けたこともある。

このニュースに対し、韓国ネットユーザーからは様々な声が挙がっている。主なコメントを紹介しよう。

「チョン氏の陳述と携帯電話の位置追跡に基づいて確認しただと?ずっと黙っていて今さら?信じられない」

「4時間は占い師と会っていたとしよう。なら、あと3時間はどこで誰と会ってた?」

「参考人調査を受けたのがいつだった?ようやく事実(?)を発表するのか?それでも4月16日の隠された7時間は解明されてません!」

「『火の無い所に煙は立たぬ』というが、何かがあるから話題になるんじゃねえか」

「占い師と会って何をしてて?惑世誣民(世人を欺き惑わす)のツートップに、ついに占い師まで加勢」

「やっと偽の証人を引き受けるゴミ詐欺師を見つけたのか。時間かかりすぎww」

「実に愚かな奴ら。7時間のデマがバレたから、新たなデマを騒ぎ立てるのね −国民の見方−」

「『信じろ』なのか、『騙されろ』なのか、どっち?! のちのち三文ドラマや映画のネタに使われそう…」

「『事実』だという、その『事実』を今さら明かす理由は?」

「加藤(産経新聞前ソウル支局長)は起訴されて、チェ・ボシク(朝鮮日報記者)が起訴されない秘訣は?」

「占い師のイ某よ、朴槿惠が世界中のマスコミに晒されてきたのも知らんのか?で、6か月半も過ぎた後にホラを吹こうとご登場か?」

「本当たいしたものでしょ?国の品格が…」

(編集 兼田)