オンライン旅行予約サービス「Expedia(エクスペディア)」の日本語サイトを運営するエクスペディアジャパンは、日本文化や日本人に対する外国人女性の意識調査の結果を発表した。それによると、トイレに関して非常に気を遣う日本人や、日本のトイレ製品の機能に驚く外国人女性が多い。
日本在住の20歳代―60歳代の外国人女性200人に、日本に来てびっくりしたものを尋ねたところ、1位は「トイレ用擬音装置」(27%)、2位は「豊富な種類の自動販売機」(23%)、3位は「コンビニエンスストアの多さ」(20.5%)となった。
また、4位に「温水洗浄便座」(17%)が入ったほか、「トイレの自動洗浄」や「トイレットペーパーの柔らかさ」など、トイレに関する回答が多く見られた。
好きな日本の食べ物を聞くと、「お寿司」(30%)の人気が最も高く、「白いご飯」(15.5%)、「刺身」(15%)、「ラーメン」(15%)と続いた。日本人にとってご飯のお供である「漬け物」(0.5%)はあまり人気がなかった。
日本人男性の印象を聞いてみると、1位から「働き者」「やさしい」「浮気性」「真面目」「愛情表現が淡泊」の順となった。やさしさや仕事への姿勢は好意的に見られている一方で、恋愛面に関してはマイナスの印象を持たれているようだ。
「日本人男性は魅力的だと思う」と答えた人は53%で、具体的な魅力としては「優しい」(47.2%)、「働き者」(32.1%)、「真面目」(24.5%)などを挙げる人が多い。「オタク」(0%)は人気が無く、オタク文化の象徴であるアニメやマンガなどへの関心は高いものの、男性の魅力としてオタクは支持されないことが分かった。
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・ExpediaのWebサイト www.expedia.co.jp/
取材・文/鈴木 英子=ニューズフロント