(cache) 扶桑社教科書は不採択を 韓国の市民団体要望
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     今夏に行われる公立中学教科書の採択をめぐり、韓国・平沢市などの6市民団体が30日、愛媛県庁と松山市役所で「新しい歴史教科書をつくる会」主導の中学歴史教科書(扶桑社版)を採択しないよう要望した。平沢は松山の友好都市。  市民団体の梁美康さんは「日韓関係の冷却化は、歴史を歪曲(わいきょく)した教科書の影響が大きい。韓国の人がどう思っているか考えてほしい」と訴えた。  要望書は、扶桑社版教科書が侵略戦争をアジア解放のための戦争と美化し、日本の加害責任を正当化していると主張。「友好関係を築くべき隣国日本の子どもたちが扶桑社版で学ぶことがあれば、ゆがんだ愛国主義にとらわれ、戦争を肯定する価値観が植え付けられる」とし、採択しないよう求めている。
      【共同通信】