『なんとなく』をなくしたいので、「考える力の授業」を読んでみた

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普段の生活とか仕事していると『なんとなく』が自分には多いような気がします。

なんとなくあの食べ物好き。

なんとなくこういう服好きだなー。

なんかよくわかんないけど、あの人苦手なんだよなー。

 

このように私の中には『なんとなく』が満ち溢れているような感じがあるのです。

 

なんとなく思うことがあったって別に良いじゃん、と思うかもしれませんが『なんとなく』で済ましてしまう習慣はあまり良くないんじゃないかと思い始めたんです。

私生活で困ることは少ないかもしれませんが、仕事をするなかで『なんとなく』で済ましてしまうと決定的なミスをしてしまうこともあり得ます。

 

以前わたしは仕事で作業を効率化しようと思い、1クッション作業の手順を減らしてみたのですがこれが大失敗。ひとつ作業を省略してからその作業の本質的なところに気付いてしまい、結局元通りに戻すことになってしまいました。

手順を削減して効率化するつもりが、大事なところも削ってしまい、後始末が増えるという悲しい結果になったのでした。

 

この失敗の理由は簡単で『なんとなくこの作業は要らないだろう』という考えが強かったためです。

その作業の重要性を十分に考えずに、見切り発車的に「効率化できるなら削っちゃえ!」という勢いで決断してしまったのが原因でした。

 

そんなきっかけもありつつ、本屋さんで「自分で考える力の授業」という本が目にとまったので読んでみました。

 

世界のエリートが学んできた「自分で考える力」の授業

世界のエリートが学んできた「自分で考える力」の授業

 

 

『根拠』を意識するために覚えておきたい3つのエクササイズ

 

この本の中には「自分の意見を作る授業」や「理解したつもりにならないための授業」など考える力をつけるための項目がいくつも記述されていますが、私が注目したのは以下の3つの項目です。

 

  • 自問して、根拠を考える
  • 比較しながら、なぜ、選択したのかを自問する
  • ビジネスシーンで根拠を考える

 

  自分で考える力」の授業 p32~ 根拠力をつけるエクササイズ より一部引用

 

 ざっくりとひとことで言ってしまえば、常に根拠を意識して考えようというところ。

お昼ごはんを何にするかを考える場合、何故その食べ物を選んだかを考えたり、なぜ幕の内弁当じゃなくてパスタを選んだのか。

 

そういう日常に潜む『なんとなく』の部分を根拠で照らし出すエクササイズだと思いました。

 

言われてみれば、そんなの当たり前だろうと思うかもしれません。

しかし、当たり前と思えることが出来ていない自分に改めて気付かせられる本だなー、と思ったわけです。

これは僕の意見なので本質的なところは読んで確かめていただければと思います。

 

これを書いている今も、なんとなくコンビニに飲み物を買いに行きたくなっているので試しに根拠を見つけつつ買いものに出かけたいと思います。

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