アニメ映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ! <アニメ映画ベストテン受付中>
『男の魂に火をつけろ!』さんの企画に参加します。
以下僕のベスト10。
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カラフル(2010年、原恵一監督)
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カールじいさんの空飛ぶ家(2009年、ピート・ドクター監督)
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魔女の宅急便(1989年、宮﨑駿監督)
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劇場版天元突破グレンラガン紅蓮篇・螺巌篇(2009年、今石洋之監督)
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カーズ(2006年、ジョン・ラセター監督)
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マイマイ新子と千年の魔法 (2009年、片渕須直監督)
1位の『時をかける少女』と2位の『カラフル』は別格です。面白いとかつまらないとかそういう枠を超えた大切な映画。
3位『耳をすませば』はリア充映画と揶揄されるムードに流され中高の頃やいのやいの言ってましたが、改めて観直して感動しました。本当に惜しい才能を亡くした。
4位『マインドゲーム』は心底ぶっ飛ばされました。奔放でありながらその奔放さへの甘えが一切無いハイパーポジティブ絵巻。
5位『カールじいさんの空飛ぶ家』はピクサーで一番好き。
宮﨑駿作品でどれが一番好きかという問いは『ラピュタか?ナウシカか?トトロか?…』と時間をかけて問い直す必要はあるが、今聞かれたら6位『魔女の宅急便』と答える。
7位『天元突破グレンラガン』はどちらかというとTVシリーズに一票投じる意味合い。暗く狭い地下から想像も及ばないス ケールの大宇宙へ!というロマン、そしてその限界を見据えた上で挑もうとする気概が同居している。かつ、それを技術と熱量で支えきった。ここ十年の日本の アニメで最も重要な作品の一つだと思います。TRIGGERには『キルラキル』の次に期待したい。
8位『カーズ』の恐るべき洗練。子供向けにしては地味になってしまった感はあるが、心を込めて作られた作品に子供も大人もないでしょう。
9位『マイマイ新子と千年の魔法』後追いですが、見返せば見返す程その凄みが伝わる作品。片淵監督の次作『この世界の片隅に』は見逃せません。
10位『ルパン三世 ルパンVS複製人間』が多分僕にとってのアニメ原体験だと思う。なのでどうしてもこれは外せない。
他にもジブリの鬼才高畑勲が放った『かぐや姫の物語』『平成たぬき合戦ぽんぽこ』や『ファンタスティックMr.FOX』なんかも入れたかったんですけど泣く泣く選外。
この不足感や口惜しさがベスト10という数字の絶妙さなのかもしれない。