機動戦士ガンダムAGE 第3話「ゆがむコロニー」
ノ-ラの崩壊のタイムリミットが迫る。逃げ遅れた少女をガンダムに乗せ、宇宙に出たフリットだったが、そこで新たな黒いモビルスーツ型の敵に遭遇する。一方、グルーデックは艦長として、ディーヴァでコロニーコアを制御して多くの人々を崩壊から救う作戦を進行させていた。基地司令官ブルーザーもまた、ノーラに一人残り、コロニーコア切り離しのための最後の作業を行う。それぞれが命をかけて、生き延びるために力を尽くす。ガンダムと黒い敵との戦闘の中、少女はフリットに意外な言葉を口にする…。
感想 むぅかなり良かった
今回力の入った序盤の盛り上がりの回なのか、凄く面白かったですね。というか早足で多少カクカクとして解説的な初回と比べると別物のように、短時間の激動の出来事を立て続けに密度高く魅せてくれました。凄く面白かったですね。
・戦闘シーンが・・・
よく考えれば、初回でフリットの戦闘がぎこち無い事は当然で、戦闘シーンについてはフリットのぎこち無さと戦闘シーン自体の迫力を混同してた部分があったのですが、今回はなんか他のと違うというシャー的な?機体らしくて、フリット君自体も戦闘慣れしてきたのか、宇宙空間での高速戦闘が良かったです。敵側にしてみれば、ガンダムの武器はビームスプレーガン程度だと思って避けるつもりが無かったところに、ドッズライフルでいきなり撃たれて撃破された訳で、以後は必死に避けるのは当然の流れですよね。フリットは戦闘シュミレーションもやってたのか、凄く戦闘のカンがいいみたいですね・・・。ユリンに落ち着くように言われてすぐに勘が当たる部分は、何か理由があるんでしょうか?理由と言えば、ユリンはどうして何か超常的な予知能力みたいのがあるようですが、どういう原理なんでしょうか?今後の展開が凄く気になりますね。
・通常の3倍が無くてホッと胸をなで下ろす・・・
今回何かシャー的な風情を持つ敵が出てくるという事で、ミレースさんが「通常(他機体)の3倍のスピードです!」とか言い出したらどうしようかと思っていたのですが、そんな事は一切言わなかったのが良かったです。ガンダムという優れたひな形をなぞる事と、過度なセルフパロはまた違う話で、「通常の3倍の」とかのセルフパロが好きな人は良いですが、そうで無い人も居る訳で、出来ればあまりにも不必要なセルフパロはしないようにして欲しいですね。これは全くの個人的な意見なんですが、ハロすら出す必要ないと思っていますが、これは商業上の観点からどうしても出さなければ行けないんでしょうか。今も人気の高いGやWにはハロは出てきませんからね。
・それぞれのキャラクターが生きている
Wが切り開き、SEEDが育てたガンダムイケメン商法ですが、それはそれで良い事として、今回のガンダムはファーストガンダムでは普通にあったリュウさんやカイシデンなどの、普通の顔の人が仲間にいっぱいいるという、昔の懐かしいアニメのスタイルを取り戻した事は非常に良い事だと思っています。そして今回の第3話を観る限りは、とても成功していると思いますね。今回もディケとバルガスの武器に関するやり取りも関心させられました。今後AGEシステムには解析出来ない敵とか、入手困難な材料とか、無敵では無いなんらかの制限描写があるとは思いますが、そう言った以前に、武器を動かすのは人間だと言う、当たり前の事、そういう事を素直に真正面から21世紀に語れる事はよい事です。複雑な設定や、何か深読みできそうなセリフ回しもよいですが、物事を真正面から素直に受け取る事も重要だと改めて気付かされますね。
・ブルーザー司令の自己犠牲
これまで面白いとは思っていたんですが、今回の一連のブルーザー指令の自己犠牲のシーンで思わず泣きかけました。泣きませんでしたが。ていうか、これまでガンダムは好きでも主人公はなんとなく苦手な人物が多かったのですが、今回のフリット、ご幼少のシーンとか観てると、ここまで真面目に頑張る主人公も珍しいというか、なんか第3話にして気に入りました。現在も一番お気に入りの主人公はまだ、SEED運命のシン・アスカなんですがフリットも急上昇で好印象です。
で、ブルーザー指令の厳しさというか厳格さと、淡々と作戦をこなすブリッジクルーが良いですね。こういうシーンでは絶対に一人くらい泣き叫んでブルーザー助けようとか言い出すキャラがいるもんですが、そういうあざといシーンが無くて本当に良かった。途中からブルーザーが自己犠牲でシリンダーを解放するとはクルーのみんな気付いてたはずだけど、もはやそんな事言ってられる場面で無いと言う緊迫感が良かったですね。特にブルーザーが「確率は関係無い!」と言ったところで、グルーデックが一瞬感動して優しい目になった所が良かった。(というか個人的にはグルーデックは悪人の方が面白そうと思ってたんだがw)グルーデックの野望面は何か権力志向とは別な方向性の物かもしれませんね・・・こちらも目が離せない。作戦成功後に絵は離れててよくわからなかったが、ミレース(かもう一人のオペ子か?)が泣いてたのが印象的ですね。
・ますますわからない敵の行動
コロニーに穴をあけてコロニー崩壊を誘発するのが、何の目的なのか全くわかりません。途中でシャー的な敵がコロニー内部に侵入しましたが、直接シリンダーを攻撃する事無く、司令部を攻撃したのは何か意味があるのでしょうか?特に最初にディーヴァのブリッジを直撃出来る位置にありながら、何故か破壊せずに離脱したのも不可解です。敵の不可解な動きは単純にアニメ的なお約束と早合点する前に、もうちょっと展開を待って判断したいですね。ところでブルーザー指令は異星人どもと呼んでましたが、これも実際本当かどうか疑わしくなってきましたね。ユリンがなんかエスパー的というか、敵の行動を信頼してるような描写も感じるし、だとすればバシバシ撃破されてるのに逆に落ち着き過ぎな気もするし、この先の展開が気になります!!
にほんブログ村
・ガンダムの描写が変化・・・?
第一話、いわゆる安彦ガンダムと言われるような、あおりで下側から見上げる感じで鼻スジが長いイメージの絵が多用されてて、全体像も意識的に頭が大きく描かれていましたが、今回の最後の方のシーンで、どちらかと言えばカトキ神的な、第一話の頭身を服屋の鏡で縦にビヨーンと伸ばしたような、今風の作画が突如登場(静止画で・・)してましたけど、今後一切、それで行くという事なんでしょうか?もっとも空間戦闘になってからは頭は小さく描かれていたので、第一話の巨頭はあくまでファーストガンダムへのオマージュだったのかもしれませんが・・・。絵と言えばディケが一瞬イケメン風に二重に描かれた瞬間を見逃さなかった!(笑)
・燃え上がるコロニー
コロニーは大質量物質、それが少しでも負担がかかるとそれまでの回転力の慣性に強度が保てなくて自壊する・・・そんな描写はこれまで無かったので、そこも見どころですが、想像以上に迫力ありました。ある意味今回の主役はコロニーでしたが、きっちり大役は果たしたと思います。コロニー崩壊を観て涙する住民には身につまされますね。というか今回も住民が多数出てきたのは良かった。それだけの住民を守ったガンダムとフリットという事で、ブルーザー指令も救世主は変な表現と言ってましたが、それをわかった上であえて使用している意味を今後も注視して行きたいですね。安易なパロディとしてでは無い、21世紀に素直にな物語を作る勇気に期待したいです。
・来週ついにネコミミパイロット(オオカミらしいが)登場か!?
というかみんながえらい苦労している間に熟睡してたような感じでウルフが登場してましたけど、グラサンアフロと違ってなんかいい感じなライバルキャラですね~これは楽しみ(笑)ガンダムを賭けて戦うとか、やっぱりまだフリット信用して無いクルーがいるのか^^;;
あと一瞬チラっと敵の大艦隊みたいのが映ってたけど、とうとう敵の素性の一端が明らかになる!?次回がえらい楽しみだ。