白川村地域おこし協力隊の挑戦した企画とその結果

合掌造り貸します

全国各地、様々な地域に地域おこし協力隊の隊員のかたがいます。
それぞれの隊員が活動する地域のためにイベントや企画を考え、動き、活動しています。

で、TwitterやFacebook、ブログなどで活動が報告されているのですが、企画がうまくいったのかどうか、なかなかわかりません。

最近、地域おこし協力隊の方の企画とその結果が目に入ったので、ちょっと記事にしてみます。

どんな企画だったの?

ちょっと前なんですが、こんな企画がありました。

自治体として全国初!白川郷の合掌造家屋がスペースマーケットにレンタルスペースとして出展

企画としては、世界遺産・白川郷の合掌造家屋であり、国指定重要文化財の住宅を、使われていないスペースや建物をレンタルできるというもの。この企画に白川村の地域おこし協力隊のかたが絡んでいたようです。

全国自治体初!合掌造家屋×スペースマーケットがスタートしました!

企画として面白そうですよね。合掌造り借りられるのか! という感じ。

その企画の結果

まぁ、見出しだけですべてが分かるんですが…。

白川村、合掌家屋の活用検討 貸し出しに利用者ゼロ

一部引用しておくとこんな感じらしい。

担当する白川村地域おこし協力隊の大倉暁さん(33)は「問い合わせはあったものの、日程やニーズと合わなかった」と話しており、これからの活用法を検討している。

問い合わせ件数とか、どんなニーズに対して提供方法と合わなかったのか詳細はわからないけど、最初からうまくはいかなかったということですね。

自分ならどうするか

で、ニュースの紹介だけじゃ面白くないので、自分ならどう色付けしていくかちょっとだけ考えてみようかなと。

企画としてはそんなに悪くないような響きがあると思う。合掌造りの家が借りられるなんて、なかなかないし、白川村のあたりじゃないと難しいから、希少性を活かすことはできている感じ。

ただ、売り方、見せ方として、スペースマーケットというところを使ったのは果たしてベストだったのかはかなり疑問。ぼくもスペースマーケットというサービスは初めて聞きました。皆さんご存知でした?
それこそ、楽天トラベルとか、るるぶトラベルあたりに売り込んだらよかったんじゃないかなと。

もちろん売り込んだ結果ダメだったのかもしれないけど、それならそれで、県のホームページとか市のホームページとかから直接告知してやりとりしたほうがよかったんじゃないかなぁと。知名度の高くないプラットフォームを使うくらいならそのほうが信頼感としては作れるような気がします。

あと、オークションに出してみるなんてのもありなのかなぁと。ここらへんはWebに多少興味がある人じゃないとすぐに判断しづらいところかもしれないけどね。

継続的に頑張って欲しい

ただ、今回利用者がゼロだったからといって、止めずに売り方、見せ方の工夫をもっと勧めて、むしろ最初ダメだったからより改善して売って(貸して)いってほしいところ。

だって、そんな簡単にうまくいくわけないと思うもん。そんな簡単にうまくいったら、誰も困らないしね。ぼくだっていつか協力隊になって、その辺りトライアンドエラー頑張っていきたいよ。

今後の動きも続報が出てくるといいなー。

以上、たつやでした。それじゃ、また。

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