さあ手に取りたまえ!
すべて、あの懐かしいロマンスが、
古い姿そのままにくりひろげられる時、
それが昔、このわたくしを喜ばせたように、
いまの、もっと賢い若人たちの気に入るものならば、
――よろしい、さあ手に取りたまえ!
臆病は伝染する、とかという。
だが議論というものは、それと違って、
人をひじょうに勇ましくする。
ぼく自身も海に乗り出すのだ。
スクーナー船に乗って、呼子で号令する水夫長や、
髪を編んで垂らした歌をうたう水夫たちといっしょに、
海に出るのだ。海のかなたの人の知らぬ島に、
埋められた宝を探しにゆくのだ!
ぼくは、いまはじめて探検の喜びを感じた。
ここは無人島だ。
ぼくは、船の仲間をふり捨ててきていて、
ぼくの前面には、生きものは、
話もできぬ獣と鳥とがいるだけだ。
ロバート・ルイス・B・スティーヴンスン
(岩波文庫『宝島』阿部知二訳より)
私たちの信心の人生は、まさに 『宝島』のようですね♪
日々、生命力を養い、目には見えない財(宝)を求めて、勇気凛々と探検の旅を満喫したいですね。
いつも読んでくださり、ありがとうございます。