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NYダウ平均が最高値更新 日銀緩和受けて11月1日 5時56分
31日のニューヨーク株式市場は、日銀が追加の金融緩和に踏み切り金融市場に新たに資金が供給されることへの期待感などから買い注文が広がり、ダウ平均株価は190ドル以上値上がりして終値で最高値を更新しました。
31日のニューヨーク株式市場は、日銀が追加の金融緩和に踏み切ったことを受けて金融市場に新たな資金が供給されることへの期待感が広がりました。さらに、日本の公的年金の積立金を運用している独立行政法人が外国株式で運用する比率を引き上げることを決めたことも買い注文につながり、ダウ平均株価は一時、200ドル値上がりし、取り引き時間中の最高値を更新しました。
結局、ダウ平均株価は、前日より195ドル10セント高い1万7390ドル52セントで取り引きを終え、終値としてもおよそ1か月半ぶりに最高値を更新しました。市場関係者は「日銀の追加緩和に加えて、この日、アメリカで発表された製造業の経済指標が市場の予想を上回り、アメリカの景気の先行きに楽観的な見方が広がったことも株価を押し上げた」と話しています。