尖閣諸島周辺では、中国の漁業監視船が日本の漁船を追いかけ回す問題も起きている。中国漁船の違法な活動を放置すれば、同様の事態が小笠原諸島周辺や伊豆諸島でも起きかねない。尖閣、小笠原ともに、海を守る長期的な警戒態勢が必要になっている。水深100メートル以上に生息する「宝石サンゴ」は中国では宝飾品として人気が高く、中でも「赤サンゴ」は1キロ当たり600万円で取引されることも。海保によると、中国漁船によるサンゴの密漁は沖縄近海の東シナ海で行われている。同海域で取り締まりが強化されたため、太平洋側に移動してきた可能性があるという。
(読売新聞 「中国船の密漁、小笠原で急増…宝石サンゴ狙う?」 2014/10/23)
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