[ 30日 ロイター] - 米ゼネラル・エレクトリック(GE)<GE.N>は、韓国のオートローンおよびクレジットカード合弁事業から撤退する方向で交渉に入った。時価10億ドル超とされる出資持分を売却する方針。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が匿名の関係筋の情報として報じた。

 GEは10年前に現代自動車<005380.KS>との合弁でこれらの事業に進出していた。

 GEの持ち分は43%だが、これをすべて売却した場合GEが受け取ることになる対価は不明だ。しかしWSJは、GEは配当収入を通じて投資の一部をすでに回収していると報じている。 

 GE韓国部門の広報担当はコメントを拒否。現代自動車からはコメントを得られていない。