大谷氏の返答と、
その後の展開は――
そこで、筆者は大谷氏に電話し、事実と違う点を説明した上で、証拠の動画でも確認して間違いであったら訂正してくれるよう頼んだのである。
すると大谷氏から驚くべき言葉が返ってきた。
「新聞記者がそう言っていたんだよ」
私は呆れながらこう言った。
「大谷さん、知らない仲じゃないじゃないですか。なんで訊ねてくれないんですか。かつては二つのテレビ局で、同じ担当者で、レギュラー番組に出ていた仲じゃないですか。動画でもいいです。ご覧になってくれませんか」
すると大谷氏は私の言葉をさえぎるようにこう約束したのだ。
「わかった。来週は難しいが、2週間後のコラムでは必ず訂正を入れる」
それから3週間以上が経過した。訂正は一切ない。たとえ批判記事でも取り上げてくれるのは歓迎だ。だが、嘘の記事はいらない。
大谷氏に言いたい。
「黒田ジャーナル」の看板を無断で背負ってデビューしたあなたの、「裸の王様」になった姿を見るのはあまりにも悲しいのだ。