手が汚れず、食べやすいと好評　握らないおにぎり「おにぎらず」がじわじわキテるらしい
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141101-00000005-it_nlab-sci









　クックパッドの人気検索キーワードに、最近突然「おにぎらず」という言葉がランクインしました。一体何者なんだ……？

　「おにぎらず」は簡単に言えば「握らないおにぎり」。ネーミングセンスが冴えわたっています。
実は漫画「クッキングパパ」の22巻で「超簡単おにぎり」として紹介されているレシピなのだそうです。
ラップの上にのりを乗せて、その真ん中にご飯を平たく乗せ、さらに具材をのせて、乗りの四隅を折って四角にすればでき上がり。
ご飯を握る必要がなく、手が汚れないので食べやすいと今話題になっています。

　握らないという点を生かし、ゴロゴロした大きな具を乗せることも可能。
バリエーションが豊かで、冷蔵庫の残り物をはさんでさっと作ることができるのも「おにぎらず」が受けている要因でしょう。

　一方で、「おにぎり」にあって「おにぎらず」にないものも。それは塩と握る工程です。握り固めることでただ単に形を整えるためではなく、
米粒が密着してご飯内外の表面積がグッと減ります。外気に触れる部分が減っただけ、雑菌の繁殖を防ぐことができるのです。
そしてご存じのとおり、塩にも雑菌の繁殖を抑える力があります。

　保存性の工夫があまりなされていない「おにぎらず」はおにぎりと同じ感覚で持ち歩くには少々不安……。
お弁当として長時間持ち歩く場合は、できれば酢や塩を入れた水でご飯を炊いたり、できるだけ冷ましたり、傷みにくい具材を選ぶと良いそうですよ。

　もちろん、その場ですぐ食べる場合は思いっきり好きな具を入れて味わってみて下さいね！　
手軽でおいしくて見た目もにぎやかな「おにぎらず」。これは流行る。