汚職捜査中だった中国政府高官の家から、現金約36億円押収
10/31 22:27
中国政府の高官の家から、現金およそ36億円が押収されたことがわかった。
一度に押収された金額としては、1949年の建国以来最高額だという。
中国の検察当局は、31日に行った会見の中で、汚職捜査中だった政府高官宅から、日本円にして現金およそ36億円を押収したことを明らかにした。
この高官は、中国の経済政策を統括し、大きな利権を持つとされる国家発展改革委員会で、石炭局の副局長を務めていて、検察当局は会見で「持つ権力が大きすぎる」と指摘していた。
習近平指導部は、先週閉幕した重要会議「四中総会」で、利権官庁の取り締まり強化を示していて、そうした姿勢をアピールする狙いがあるとみられる。
一度に押収された金額としては、1949年の建国以来最高額だという。
中国の検察当局は、31日に行った会見の中で、汚職捜査中だった政府高官宅から、日本円にして現金およそ36億円を押収したことを明らかにした。
この高官は、中国の経済政策を統括し、大きな利権を持つとされる国家発展改革委員会で、石炭局の副局長を務めていて、検察当局は会見で「持つ権力が大きすぎる」と指摘していた。
習近平指導部は、先週閉幕した重要会議「四中総会」で、利権官庁の取り締まり強化を示していて、そうした姿勢をアピールする狙いがあるとみられる。