訪日客消費が5千億円突破 7~9月、中国が押し上げ観光庁は31日、7~9月に日本を訪れた外国人旅行者が消費した額が、前年同期比41・2%増の推計5505億円だったと発表した。四半期で初めて5千億円を上回った。1月からの累計は1兆4677億円で、過去最大だった昨年の年間額を既に上回った。中国人のショッピングが増えていることが主な要因だ。 10月からは訪日客への免税対象が拡大したため、観光庁は年末までに2兆円に達する可能性もあるとみている。 国・地域別では、中国が1847億円と昨年同期から倍増、全体の3分の1を占めた。2位は台湾で939億円、3位は韓国で529億円だった。 【共同通信】
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