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がんはもう怖くない!? Googleの機密研究部門「Google X」が驚きのプロジェクトを発表

by Carlos Luna

 Googleには「Google X」と呼ばれる機密研究部門が存在するということをご存知ですか? 

 不可能と思われていることをテクノロジーで可能にするという名目で結成されており、すでに自動運転カーや気球インターネットなどのプロジェクトを成功させています。

 その「Google X」で生体研究プロジェクトを統括しているAndrew Conrad氏が先日発表したのは、世界を揺るがしかねないプロジェクトでした。

出典:www.youtube.com

 それは、ナノ粒子とウェアラブル端末を用いてがんなどを早期発見するというプロジェクト

出典:www.youtube.com

 仕組みは簡単で、患者がナノ粒子入りのカプセルを飲み込み、

出典:www.youtube.com

 血中に溶けたナノ粒子が、

出典:www.youtube.com

 細胞やタンパク質にくっつくことで、がん細胞やその他病気を引き起こしそうな物質のデータをウェアラブル端末に逐一送るというもの。

出典:www.youtube.com

 このプロジェクトが成功すれば、今まで医師が行っていた検査などが全てこれ一つで代用できるようになるとのこと…


がんは不治の病ではなくなる?


 とはいえ、まだこのプロジェクトは初期段階でありまだまだ実用化には程遠いと言えます。しかし、Andrew Conrad氏は「医療を従来のものから一新させる。」とも発言しており、今後プロジェクトがどう発展するか…目が離せそうにありません。


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Twitterがモバイル特化型SDK「Fabric」でモバイルサービスの開発が捗る


 米Twitterは10月22日のイベントTwitter Flightでモバイル向け新SDK「Fabric」を発表しました。今までのツールに加えいくつかの新機能も追加し、今までバラバラだったAPIやツールをまとめてプラットフォーム化したSDK「Fabric」。今回は、「Fabric」が実際どのようなモノなのか紹介したいと思います。

全てのアプリ開発者が「便利に使える」を目指したSDK



 「Fabric」は、全てのアプリ開発者のための総合プラットフォームとして開発されたSDK。安全性、利用者の増加、収益化、ユーザー認証の4つの問題を解決することを目的としています。

 特にその中でも目玉とも言えるのが、「Digits」、「Crashlytics」、「MoPub」の3つのツールです。

新しい認証を可能にする「Digits」



 「Fabric」に搭載されている新機能の中でも注目したいのがこの「Digits」。今までのアカウント認証には複雑なパスワードであったり、他ソーシャルのアカウントであったりが必要でした。


 しかし、この「Digits」は今までの認証方法と違い、国番号と電話番号のみで認証を行うことが可能で、SMSで送られてくる認証コードを用いるためアプリのセキュリティ強化にも役立ちます。

アプリケーションの安全性を高める「Crashlytics」



 「Fabric」の安全性という側面を支えているのが「Crashlytics」というクラッシュを発見するツール。


 アプリに組み込むことでクラッシュを逐一探してくれて、分かりやすいグラフにまとめてくれる他、クラッシュしているコードを探し当てたり、リアルタイムでグラフ化してくれたりと開発時のデバッグにかかる手間を省いてくれます。

広告の収益を管理できる「MoPub」



 そして、「Fabric」の収益化の部分を担当するのが広告管理ツール「MoPub」


 どの広告がどのくらい収益を上げているか、1ヶ月ごとにどれくらい収益に差があるかなど、分かりやすいグラフと共に視覚的に分かりやすく表示してくれます。

 また、対応している広告も13種類ありそれぞれがどれくらい収益を上げているかも見ることが可能です。

"モバイルファースト"がキーワード?


出典:en.wikipedia.org

 米Twitterのディック・コストロCEOは「モバイルファーストを念頭に置き、魅力的なプラットフォームとなるよう注力していく」と述べており、今後さらにスマートフォンやタブレットに最適化されていくことが予測されます。

 ぜひ、モバイルアプリ開発を行う際には「Fabric」を使ってみてはいかがでしょうか?


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特許フリーの治療薬が開発中? 低価格、低リスクの治療薬でがん治療のあり方が変わる

出典:pledge.indysci.org
 高齢化が進む日本でも、年々増えていくことが予想されている「がんの患者数」。医療技術の発展により、早期に発見されれば8割方治ると言われている「がん」ですが、患者の多くを悩ませているのは治療費の値段。

 1回の治療で5万円もかかるため、何ヶ月も通院したら多額の費用が必要になってしまうのが現状です。海外では、そんな現状を打破するため、とあるプロジェクトが誕生しました。

治療費の値段、副作用のリスクを抑えるがん治療薬の開発を目指す

by Jamiesrabbits
 プロジェクトの名前は「Project Marilyn」。治療費の値段、副作用のリスクを抑えるがん治療薬の開発を目指しています。アメリカのメリーランド大学で開発された「9DS」という薬剤を使用することによって、副作用のリスクを抑えることができるそう。

治療薬の値段を押さえる秘訣は「特許フリー」にあり

 治療費の値段はどう押さえるのか? 多くの人が気になるかと思いますが「Project Marilyn」は開発した治療薬を特許フリーにし、開発をオープンソースにすることで価格が安くなるとのこと。

 今まで治療費が高かった原因は、製造コストではなく、特許の保護によるもの。その特許を取り払うことで、これまで多額の費用がネックとなって、早期に治療を受けられなかった人にも治療の機会を与えられるように!

 テクノロジーの力によって、医療や治療の方法が大きく変わってきましたが、まだまだ医療業界はイノベーションが起きる余地はありそう。特許フリーのがん治療薬が今後、どのような影響を与えるのか、今後の動きにも期待したいですね!

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まるで現実のような3D技術を開発する謎のスタートアップ「MagicLeap」を知っていますか?

 Oculus RiftやAir VRなど、拡張現実(AR)や仮想現実(VR)を体感することのできるヘッドマウントディスプレイ(HMD)が大きな話題となっていますが、皆さんは、最近同じ分野で大きな話題を呼んだ謎のスタートアップ「MagicLeap」をご存知でしょうか?

まるで現実のような3D技術を体感できるウェアラブルデバイスを開発中?


 「MagicLeap」は、まだまだ謎に包まれた部分が多いスタートアップですが、最近明らかになった情報によると、まるで現実? と思ってしまうほどリアルな3D技術を体感できるウェアラブルデバイスを開発しているとのこと。


 あまりのリアルさにびっくりしないでしょうか? 現実世界に3Dオブジェクトが現れる…というSF映画も顔負けの世界が近い将来に実現しそうですね!

 今までとは違った拡張現実(AR)の世界を体感できるデバイスの開発、という情報しかまだ明らかになっていない「MagicLeap」ですが、数々の著名投資家から5億4200万ドルもの資金を集めるなど、その期待度は過去に前例を見ないほど。

 今後「MagicLeap」から、どういったプロダクトがリリースされるのか、非常に楽しみですね!

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